プロフィール

1971年 兵庫県神戸市生まれ、姫路育ち。 高校時代アメリカへの1年間交換留学。

1993年 株式会社ECCに新卒で入社、海外留学センター配属。留学希望者・保護者へのカウンセリング業務及びホームステイ企画営業に携わる。この間にコーチングのスキルを磨き、関わった親子5000組以上。

2003年 退職後、結婚。専業主婦期間を経てキッズコーチング®講師となる。

20014年 開業。

20019年 Beanstalk設立。

夫、娘二人(2006年、2009年生)と保護犬チワワの4人と1匹家族。
趣味は暮らし。基本インドア派。パンを焼いたり、DIYで部屋の改造をするのがこの上ない喜び。

所持資格

  • 一般財団法人日本キッズコーチング協会認定 キッズコーチング®マネージャー
  • 一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会認定 メンタルオーガナイザー®

講師活動・講師育成に携わる現在

私は現在、

「子どもの可能性を伸ばしてあげたい!」

「もっと良好な関係を築きたい!」

「ガミガミ怒らずに楽しく子育てがしたい!」

こんな想いで、子どもと本気で向き合っている大人の伴走者として、活動しています。

具体的には、

学校法人での講演会や先生対象の研修会、そしてお母さんたちに向けた講座などでのお話させていただいたり、

日本ライフオーガナイザー協会認定メンタルオーガナイザー®︎として、
子育てに悩むお母さんの心の整理をマンツーマンでサポートしたり、

全国に7カ所ある認定校の日本キッズコーチング協会マネージャーとして、
講師育成にも携わっています。

 

プライベートでは、15歳と12歳の娘・夫と家族4人で楽しく過ごしています。

娘たちは反抗期っぽいところがありながらも、
私が寝坊してしまった時には、私を起こさず自分たちだけで家族4人分のお弁当を作ってくれる優しい子たちです。

 

こんなふうに書くと、

「さすが子育てのエキスパートね」
「ますみんは子育て上手だからね」

なんて言われることがあります。

でもそんなことはありません。

子育てを始めた当初の私は、お世辞にも子育てが上手と言えないばかりか、まるで正反対のところにいたのです。

話し出せばキリがないのですが、今日は「やっちゃったなぁ・・・」という事件を1つご紹介させていただきます。

3歳の娘が家出事件

私はもともと頑張りすぎてしまって、問題を引き起こしがちな性格でした。

それが、子育てにも悪影響を及ぼします。

「いいお母さんになりたい」と思っていた私は、子どもに優しくて、きちんと躾ができて、食事に手を抜かなくて、手作りの服なんかも作っちゃって、旦那さんにも超優しくて、小綺麗で愛想が良くて……

常に完璧な母でいなければならないと自分に義務を課していました。

だから、

食事は全部オーガニック食材で手作り。出汁からしっかり取って、塩分や糖分は控えめに。子どもの肌に触れるものはやっぱり清潔な方がいいから、毎日何度も洗濯機を回し、かわいい洋服もハンドメイドで作って着せては記念撮影。

常に自分が「いいお母さんであること」に意義を見出していました。

だから私は「いいお母さん」でいられなくなる状況が大嫌いでした。

例えば、孫に甘いものを与えようとするおばあちゃんの存在。
例えば、手の込んだ食事を作る時間を確保できなくなる夫のスケジュール。
例えば、一生懸命考えて組んだ時間配分を崩す子どもの気ままな行動。

こういったことがある度にイライラし、夫や子どもに

「やめてよね!」
「私がこんなに一生懸命やっているのに!」

と怒鳴りつけていました。

そしてある日、私はとうとう

「そんなにいうこと聞かないんならお母さんの子なんてやめればいいでしょう!」

と長女に怒鳴ってしまいました。

 

大きな目に涙をいっぱい溜めた長女の顔を、
私は一生忘れないでしょう。

 

長女はそのまま、靴を履き「さようなら」と家を出ていこうとしました。
結局、ドアの鍵に手が届かずに玄関で大泣きしていましたが。

私はその長女の姿を見て、自分の口から出た言葉に呆然としていました。

たった3歳の子に私は、母親の元を去ろうと思わせてしまったのです。

 

その日私は一人で、トイレの中で泣きました。

 

私、全然「いいお母さん」じゃない。
3歳の子に家を出ようと思わせるなんて・・・

どうして私はいいお母さんでいられないんだろう。
幸せな家族って一体どこにあるんだろう。
頑張ってるのに。こんなに頑張ってるのに。
やっぱり私には、幸せになるなんて無理な話だったんだろうか。

そんなことを思って泣いていました。

なぜ「頑張る病」になったのか?

今思えば、当時の私は子どもや夫の意見を聞いていたわけでなく、自分で思い描いた「いいお母さん」を演じることに必死でした。

つまり、自分の理想のお母さん像を夫や子どもに押し付けていただけだったのです。

でも、どうしてここまで追いつめられるほど、頑張ってしまっていたのか?

その原因は、私の育った環境にありました。

 

私は今でいう ” 機能不全家庭 ” で育ちました。

亭主関白と言うには度が過ぎる、今で言うモラハラの父。
満たされない自己実現欲求を子どもに託し、子どもの成功が自分の成功とばかりにプレッシャーをかけてくる母。
孫をストレス解消の材料とばかりに毎日殴りつけてくる同居の祖母。

私にとって家は、温かみや優しさ、安心感のない場所でした。

「こんな家出て行ってやる」

中学生に上がる頃にはそう心に誓っていました。

そして私は、どうしたら出ていけるのか色々考え、高校2年生の時に留学しました。
経歴だけ見ると格好良く見えますが、まあ、逃避行動だったんですね。

このような家庭環境だったからこそ私は、ありのままの私に価値を見出すことができずに

「頑張らなければならない」

という切迫感を常に感じていました。

それは、社会人になって働きだしてからも悪影響を及ぼします。

うつ病とパニック症候群

大学を卒業後、私は留学のコーディネーターとして働き始めました。

得意な英語を使えるうえに、仕事とはいえ会社のお金で年の1/3は海外で過ごせる私には天国のような仕事でした。

「家を出る」という目標があった私はとにかくがむしゃらに働きます。

毎日終電まで働くのは当たり前。
時には、終電すら間に合わず、夜中2時に会社近くのホテルに「今日空いていますか」と7割引で宿泊して、そのまま昨日と同じ服で出勤する。

そんな生活を10年過ごしました。

自分でも気づかないうちに、心身ともにストレスが溜まっていたようです。

社会人10年目のある日、駅のホームで体が動かなくなりました。

電車に乗れなくなりました。

「この電車に乗らなきゃ」と頭では思っているのに、いざ乗ろうとすると体が全く動きません。

7本の電車を石のように硬くなったまま見送り、ホームの時計が始業時刻を過ぎた時、なぜか涙が次から次へとこぼれました。
拭っても拭っても止まらない涙を袖で受け止めながら、会社に電話をしたのを覚えています。

うつ病とパニック症候群と診断されました。

休職期間を経て会社を退職し、私は無職になりました。

 

このように私の「頑張る病」はライフステージを変えては発動し、自分の首を絞めていたのです。

母親になった私は、

「自分自身が変わらなければいけない」

と決意しました。

人生が変わったきっかけ

それから私はとにかくいろんな勉強を始めました。

1年くらい図書館で心理学の本を読み漁りました。

我が子にとっていいお母さんになるために、自分のしんどい過去を乗り越える方法を模索したのです。

目が留まる本は何でも読んで、とにかく変わろうと必死でした。
でもなかなかピンとくるものに出会えずにいました。

変わりたいといえば、私は超がつくほど片づけが苦手でした。
子育ての忙しさでそれに拍車がかかり、家の中はもう誰にも見せたくないというような状況。
よく夫が文句を言わないな、と感心するほどでした。

 

という軽い気持ちで、日本ライフオーガナイザー協会︎主催の片づけ講座に参加し、資格を取得しました。

 

ライフオーガナイズには ” 自分がどうありたいかを掘り下げる ” という方針があります。
つまり、心を整理するのです。

この活動のおかげで、私はかなり楽に生きることができるようになりました。

私がガミガミ母さんになってしまうのは、思い通りに動いてくれない夫が悪いわけでも子どもが悪いわけでもない。
「私自身の心の在り方が問題なのだ」と気づくことができたのです。

 

幸せな人にも不幸な人にも、同じように不幸な出来事も幸せな出来事も起こるはず。

現に私だって優しい夫と可愛い子ども達に恵まれました。
生きるのが苦しかったあの頃の私にも、このことは確実に幸せな出来事だと言えました。

 

どんなに幸せな人だって、嫌なこと・悲しい出来事は経験しているし、それこそ親だっていつかは亡くなる。

幸せな人は、不幸な出来事が起こらないから幸せなんじゃない。

幸か不幸かは、人生で経験する出来事が問題じゃないんだと思い至りました。
大切なのは ” 人生で起こる出来事をどう捉えるか ” だということに、今更ながら気づいたのです。

 

それから私は毎日自分の身に起こる出来事を、違う視点から見てみるという練習を重ねました。

 

すると、私がものごとを悪い方向へ考えがちなのは、 ” 考え方のクセ ” なのだということが分かりました。

クセだから意識して練習することで、少しずつ変えることができます。
新しいクセに置き換えることは、可能なのです。

私はやがて、

自分の意見とは別の意見があっても「そういう見方もあるな」
すごく嫌な出来事に遭遇しても「いい勉強になったな」

などど、受け入れることができるようになりました。

キッズコーチングとの出会い

ちょうどその頃、日本キッズコーチング協会の理事長 竹内エリカさんと出会いました。

私は子育てのために勉強を始めていたため、興味津々でエリカさんに

「どんなことをされてるんですか?」

とキッズコーチングについての質問をしました。

そこで返ってきた答えは私にとって意外なものでした。

エリカさんはこう言ったのです。

私は驚きました。

なぜなら、私はそれまで内面を変化させることに取り組んでおり、その効果も感じていたからです。
「心より先に行動」と言われるなんて思ってもいませんでした。

でも、キッズコーチングを学び私は確信しました。

 

内面と向き合って、内面を変えていくことは間違いなく重要です。
それにはとっても時間がかかる。
自分が見たくない過去や問題と向き合わなければならなかったり、自分の思ってもいなかった過去の傷を掘り起こさなければならないから。

子育ては日々忙しいです。
小さな子どもとの関わりに手を焼いていたり、母としてこれからどうしていけばいいのかわからなくなってしまっていたり。
そんな状況の方も多いでしょう。

そんな方がすぐに実践できる具体的な行動をお伝えします。
まず行動を変える。
そうすればきっと、毎日が新たな発見と嬉しい驚きに満ちているはずです。

お母さんの育児へのハードルを1cmでも下げていきたい。

お母さんの育児を楽しいものにしたい。

 

そのために、私が学んで効果を実感しているキッズコーチング®を、もっとたくさんの人に広げたい。

それには仲間が必要です。

日本中に育児を楽しむお母さんを増やす仲間を、どんどん作りたいと思っています。